デス種キャラ批評(1)
男性キャラと三馬鹿などなど

偽主人公(シン・アスカ)
デス種の本来の主人公。コーディネイター。元は作品を通じてシンの成長が描かれるはずであったが妹コンっぷりは最後まで収まらず。
オーブで肉親を目の前で全て失い、何も出来なかった自分を悔やみザフトに入隊。ステラと恋に落ちるがステラをキラに殺され(厳密に言うと微妙だが)、結局力が欲しいと願い続けても何も出来なかった自分に対するやりきれない怒りをフリーダムに向け、ついにこれを打倒する。その後議長の良い道具として利用され続け、最終回で一度倒したはずのアスランにボコボコにされてルナマリアに泣きつくシーンは一興w
ちなみに本編では人間的にほとんど成長しなかったが、MSパイロットとしての腕だけはどんどん上がっていったようだ。
感情描写はあったものの最終的に結びつくものがなかっただけに批判の声が多い。

二代目変態仮面(レイ・ザ・バレル)
前作SEEDに登場するラスボス、ラウ・ル・クルーゼのクローン。クルーゼの死を聞いて二度とこのような世界にはするまいと議長のデスティニープランに賛同する。だが最終的にはキラの言う事に感化されて自らの手で議長を撃つ。元のクルーゼと比較して若年だった事がレイを救った一因かもしれない。
本編ではデュランダルに顔を赤くして抱きつくシーンがありそれによってホモである事が判明したが、ガンダム離れした奇妙な世界観に1stファンの怒りは当面収まりそうにない。
前作のクルーゼのマスクや彼の境遇を取って変態仮面のあだ名をつけた人々が居るが、
レイ=ホモ
レイ=クルーゼ
よって
クルーゼ=ホモ
の三段論法が成り立ち、クルーゼはホモである事が実証された。

キラ・ヤマト
戦闘用コーディネイターとして生まれた中で最も成功した一人。
初代SEEDの主人公。戦後はオーブでひっそりと暮らしている所にラクス邸を襲撃されフリーダムと共にラクスを守ることを決意する。
だが、ラクス襲撃はデュランダルの仕業、デュランダルは裏のある人間だとこの事件で気付いた事が不幸にもキラやラクスを救う事になる。
その後はラクスとアークエンジェル(AA)を守り続け、途中からはラクスと別れAAの盾となった。がシンの怒りを買いフリーダムを破壊される。後にストライクフリーダムガンダムに乗機を乗り換え戦い続けたが、フリーダムを破壊されても生き残っている辺りや全篇を通じてトンデモ的な強さや設定がかなり批判を浴びている。まして主人公が別にいるとなっては・・・
確固たる意思を持ってコーディネイターとしてではなく一人の人間として自らの道を進んで行ったキャラクターなので特に大きな心情の変化というのはなかったと思う。初代SEEDで散々煩悩した挙句遂に悟りを得たようだが、その辺はSEEDを見て熟知すべし。
それから、デス種では何故かほっぺたにふくよかな感じが漂っており指でつついてみたい感情に(以後略

アスラン・ザラ
怪我と女運の悪さに一生付きまとわれている男。前作の主人公。
カガリの護衛役を務めていたが現状を鑑みて悩みに悩んでザフトに再入隊。フェイスという異例の高位からのスタートとなった。
MSの操縦技術も一品で特に生身での身体能力は専門訓練を受けている分キラを上回ると思われる。
迷いつつも自らの道を進んでいくアスランは非常に心理描写も多く、かつ成長がみとれるキャラクターなので今作の主人公はアスランじゃないかと思っている自分。
オーブのSPからザフトに入隊→カガリと婚約→ミネルバと長旅→味方に殺されそうになり脱出→脱出中に大怪我→AAに助けられてオーブ軍に復帰→カガリとの婚約破棄疑惑→ザフトと戦うという前作に劣らない波乱万丈っぷり。
容赦はないがいい兄貴分としてミネルバのクルーやシンを叱咤激励したが真心が汲み取れないのかミネルバのクルーからは嫌われている可哀想なキャラクター。

遺作(イザーク・ジュール)
前作の圧倒的クオリティを誇るキャラの一人だが、今回も前作に劣らずのディアッカとの馬鹿コンビネーションっぷりは賞賛されている。
ちなみに、前作のあと戦後クライン派議員として、プラント最高評議会議員に一時的になった事があるらしい。
ジュール隊の隊長で司令官クラスの白服を着用し、司令官としても腕を振るったが前線でも強かった。
そういう意味で前作と比べたら地位的には成長しているが、私情に任せてアスランのところへ行く辺りがザフト軍の軍規の緩さとこのキャラの性格をよく表しているといえよう。
前作の主要キャラクターの中で、今回はセリフ的にも活躍を見ても中庸で良かったのではないかと個人的には思う。
全くの余談だが男性ファンからも女性ファンからも人気の高い稀有なキャラクターの一人である。(大抵はどちらかに集中しやすい。

グゥーレイト!
・前作ラストでいい関係になりかけたミリアリアに振られる
・ザフト軍復帰後 緑服(一般兵)に降格。 アスラン→民間人から一挙に赤服に昇格 遺作→白服に昇格
・ユニウスセブン破壊など戦功抜群なるも評価されず
その境遇といい顔といいグゥーレイトすぎるキャラクター。だが実際はその顔の広さから赤服や白服の人間にタメ口できる数少ないキャラクターでもある。前作でも機動性に劣るバスターガンダムを駆使し凡庸ならざる戦果を挙げた努力型だがアスランと同じく努力が報われない事が多い哀れなキャラクター。
今回もランチャー装備のザクで頑張るがあまり司令部には評価されなかったようだw
やはり遺作同様登場回数やセリフ的にも評価できるポジションに居るのではないかと思う。それから男性ファンの人気は絶大である。

兄貴(ネオ・ロアノーク→ムゥ・ラ・フラガ)
前作で死亡したと思われたムゥだったが地獄で閻魔大王相手に大暴れしたのか現世に返り咲いたキャラ。
第81独立機動群ファントム・ペインの司令として、かつ優れたパイロットとして、三馬鹿のマスターとして戦い続けた男だが乗機をキラに破壊された際にAAに捕虜にされ仮面を脱いだ姿でマリューとまみえる。
記憶を操作されたようで以前の記憶は残っていなかったがAAと共に行動し、オーブ軍一佐となってカガリから「暁」を託された。
あんまり関係無さそうだけど・・・「一佐」は いっさ と言う読みだがアスランは最終話でネオジェネシス発射で危機にあったムゥに「大佐!」と叫んでいた。これはなんかのミスだろうか。
前作SEEDを見ていたファンにとってはキャラの存在や境遇は微笑ましいキャラであったに違いない。

ハイネ・ヴェステンフルス
ミネルバに着任したフェイス、赤服のエースパイロット。劇中ではとっとと死んでしまうがアスランに与えた影響は大きく、また「ザクとは違うのだよ(略」のセリフが与えた良い意味でも悪い意味でもインパクトの強いキャラであった。
また同時に「いいとこ取り」の印象があったことも否めない。
本編の活躍とは裏腹に、そのキャラの誕生は利権がらみである。
声優はT.Mレボリューションの西川だが彼自身ガンダムファンであり、また主題歌を歌わせれば売れる歌手ではあることを見込んで起用され、前作SEEDでは「インヴォーク」などを歌い、かつミゲルの声優をやらせた事で大うけ。多くの腐女子とそれ以外の女性ファン票を取らせる事に成功する。またコアなファンが多い事でも有名。
かつてデス種の試写会の際、ガンダムと関係ない西川個人のファンが多く押しかけた事で問題となり、既存ファンと1stガンダムファン(つまりSEED反対派)、さらに腐女子などとの軋轢を深める事となった。このとき西川が歌うとキャーキャー叫んでたファンがEDを歌う玉置成美(タマキン)が歌うと急に冷めたというのは有名な話。
さて、前作ミゲルの戦死について、「次回作に西川を使ってくれ」との声があり、監督が「本人(ミゲル)を出すのは嫌だが親戚なら良い」ということで生まれたのがハイネである。であるからミゲルとハイネはどんな関係かは忘れたが血縁があったとおもふ。
もし利権絡みではなく、普通の声優が演じていればキャラやアニメ自体の評価もある程度変わったかもしれない。

虎(アンディ・バルトフェルド)
完全にこのキャラのこと忘れてたw このキャラがいた事を忘れてヒロインの解説はじめてたorz
まあ、それだけ裏方ってことだけど回想すれば、前作と同じく彼がいなければ、ラクス達もあれほど自由に行動できなかっただろう。その意味では橋渡しとして裏方として微妙に活躍してたわけだが・・・
別にあまりいなくても本編の進行には差し支えなさそうだが、実は虎とダコスタには極一部であるがコアなファンがいるのと、今回出しても前作のラストと同じく脇役でやっていけそうだという打算から登場させたに違いない。
・三馬鹿

アウル・ニーダ
新・三馬鹿の中では最もいいとこ取りが多かったように思われる一人。連合のエクステンデット(extended?)の一人である。
エクステンデットとはSEED版強化人間のことで、やはり前作に登場する三馬鹿も同じくここの出身である。薬物による強化以外にも候補生同士を演習ではない、実戦で戦わせ優秀な生き残りのみが実戦で使われていたようだ。
尚、アウルの母親はこの施設で働いていたようであるが・・・
前作の三馬鹿で言うとシャニっぽいキャラではあるが、どうもロン毛のキャラクターは腐女子ウケが良いらしく、前作シャニもしかり腐女子ウケは非常に良い。
作中ではブラストインパルスのジャベリンに突き刺され華々しい戦死。享年不明(キャラの設定年齢が不明なので)

スティング・オークレー
はっきり言って俺にしてはどうでもいいキャラw まあしかしそうも行かないので少し書いておくとするか。
今回の三馬鹿の中で最も長生きした人物。作中ではあまり活躍した場面がアウルやステラに比べるとない印象。それでいて長生きなのでアウルと比較すると細く・長くの印象のあるコツコツ努力型っぽい感じが・・・しないでもない。
一度戦死したとされるが復活し、デストロイガンダムに登場したがシンのデスティニーガンダムに対艦刀で突き刺され戦死。享年不明。

桑島(ステラ・ルーシェ)
キャラの暴走具合といい電波具合といい死に具合といいどう見ても桑島ブランド。
優秀なエクステンデッドで、ガイアガンダムを破壊された際にシンと知り合い、そのうち恋人に近い状態になるがベルリンでの戦いで重症を負い、シンに看取られて死亡する。
多くのガンダムファンが述べているようにZガンダムのフォウ・ムラサメを想像させる展開ではあったが、Zガンダムとの違いは最終話を見て分かるとおり彼女の死によってシンはどう変わったかの描写に非常に欠けておりただのストーリー構成を引き立てるキャラクターにしかなっていないこと。
それほど思い入れのあるキャラでもないのでどうでもい(略
しかしフォウに似せた役割を持たせたにも関わらずこのストーリーの味気なさは「キャラやニュアンスだけパクってストーリーは最悪」と言う印象を多くのファンに持たせる事になってしまう要因のひとつになった。