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◎ゲームプレイ

今回もゲーム(通常のゲームプレイ)の特徴を箇条書きにまとめて行きたい。

 

・全ての移動は車で行われるため、車から降りて好きに歩き回ることは出来ない。また、道に歩行者は存在しない。

 

・レースには通常の1位を競うレースの他にも、特定の時間内にゴールするタイムアタック、特定のポイントの最高速度を競うスピードチャレンジなどがある。
ミッションには時間内に荷物を輸送するミッション・車そのものを運転し、相手に届けるミッション・女性キャラを乗せて特定の時間内に目的地まで行くタクシー的なミッションなどが存在。

 

プレイヤーの乗ることが出来る車は、車種(性能)によってクラス分けがされており、クラシックカー限定のレースにスポーツカーで参加したり出来ないようになっている。プレイヤー自体にも「アマチュア」「プロ」など5階級が存在。レースやミッションをクリアすることで上の階級に進むことができ、より難易度の高いクエストがアンロックされる。(総じて階級の高いプレイヤー向けの難度が高いレースの方が報酬金が高い)

 

・この「クラス」の他にも「このメーカーの車だけしか参加できない」といった制限を設けたレースやミッションが存在。

 

・プレイヤーはオアフ島のほぼ全域に行くことができ、(ちなみに1周は200kmほど)一度行った場所であれば、GPSを呼び出すことで好きにワープすることができる。

・このゲームはレーシングゲームと言う扱いなので、どのような大事故にあってもプレイヤーが傷を負ったり、死ぬことはない。また、車も同様で海に車で飛び込んでも車が壊れることは無く、直前の道路で自動的に復帰されるか、復帰するためのキーが用意されている。

 

・このゲームはチャレンジ要素が強く、様々なリワードが用意されている。例えば「全てのタイムアタックをクリアする」事でもらえる車など多彩。ゲームを完全にコンプリートするには、インターネットに接続してマルチプレイを行う必要がある。(ちなみに、一度マルチプレイ未対応のプロフィールを作ってしまうと、後からマルチプレイ対応に変更することはできない。もう一度新しくプロフィールを作る必要がある)

車はシボレーやジャガーのクラシックカーからフェラーリ、マクラーレン、最近日本にも進出したDodge(ダッジ)スウェーデンのマイナーメーカー「ケーニグセグ」のスポーツカーなど非常に多彩なラインナップがあるが、総じて大金を稼ぐためのミッションはスポーツカーが主であり、初期の地味なストリートレースからハイスピードなレースへと変化していく。スポーツカーは価格が高く、初期レベルのアマチュアでは購入することが難しいが、レースをつんで階級が上がっていくと、これらの「B、Aクラス」スポーツカーが購入できるようになる。日本のメーカーでは日産や川崎などが登場。

 

 

車はディーラーから買うだけでなく、マルチプレイ対応のプロフィールであればインターネットを介して他のユーザーから車を買うことも可能。インターネット売買(これはゲーム内で行う)ではプレイヤーがその車をどの程度乗り回したかなどを記した「走行キロ」が表示されているが、走行キロが多いからエンジンコンディションが悪いとかそういったことはない。しかし中古車の走行キロを表示すると言うのはなかなか渋い仕様だといえる。

 

自分はハワイには行ったことがないが、オアフ島の再現度は非常に高いらしい。特にワイキキビーチなどは秀逸なのだとか。太平洋戦争開戦の際の真珠湾攻撃の舞台となったパールハーバーも当然再現されている。(残念ながら軍艦の出来はいい加減だが)

 

読み込みやゲームの容量など、現実的な問題でオアフ島に建っている建物には一定の規則性(パターン)があり、また実際に存在しない建物(例・カーディーラーや購入可能な家など)も存在するが、これらは非常に巧妙に設置されているので「隣の家と同じ形の家が建っていた」と言うことはまず無い。

 

カメラは自由に切り替え可能で、車内視点も出来るが内装も再現されている。ごく一部の車両を除いて、速度計とタコメーターは可動するので大変リアル。GPSが車内についている車は、GPSも動作する。ギアをチェンジしたときにちゃんとギアのレバーに手が伸びてシフトするのはかなり良い。

 

 

 

 

ゲーム中に事故を起こしたりすると警察に追われることになる。犯罪度は6段階あり、犯罪度が2以上の場合、罰金を払わない限りマップを開いてワープすることが出来なくなる。同様に、ゲームをやめることも出来なくなってしまう。(これはクソゲー要素じゃね?w)

罰金の額は罪状やプレイヤーのドライバーとしての階級により多少変わるが、警察から逃げ回りながら一定時間を経過すると犯罪度は徐々に下がり始める。プレイヤーはどんなに重い罪を犯しても死刑になったりすることはないが(必ず罰金)、もし罰金が払えない状況になると刑務所に30秒間服役しなければならない。

服役中はエスケープキー→ゲーム終了で脱獄可能。

 

 

ミッションで手に入るチケットで、服装を購入することもできる。しかしあまり意味はない。車の再現度は高いが、ハンドリング(運転)の再現度はかなりアーケードテイスト、言い換えればリアルじゃない路線でヘビーユーザーからは不満の声があるが、この点自分はキーボード+マウスでプレイしているので特に気にならなかった。ゲームには「ドライビングアシスト」という機能があり、ドリフトや曲芸をやりやすいようにしているとの事だがこちらも実感はない。

ゲーム中ではラジオを聴くことができ、GTAシリーズのように有名アーティストの曲を予め入れてラジオ局をあわせることで聞くことができる。プレイヤー自身が、MP3ファイルをゲーム内の楽曲として再生することも可能であるが、導入手順が面倒。

 

◎マルチプレイ

残念ながらバグかどうか分からないけどマルチプレイ用のアカウントを作ろうとすると画面が強制的に落ちたりバグったりして作ることが出来ないので今回はマルチプレイ用のプロフィールを作成しなかった。この現象に直面しているプレイヤーは自分だけでなく、割と頻繁に見かけることが出来る。現象の原因はバグとの事だが、実際は分からない。マルチプレイでは一般プレイヤー同士のツーリング(ドライブ)やレースが行われているが、クラシックカーでツーリングしている人にスポーツカーでレースを挑むと言ったプレイヤーもいるようである。

 

ゲームのグラフィックの関係で陰影の表現がきついので、女性キャラがキモいのも特徴

 

 

◎問題点、不満点

このゲームではレーシングゲームと言う関係上、オアフ島を走り回ってミッションを行って金を稼ぎ、家や車を買うと言うプレイスタイルに固定されるが飽きが早いと言うのが問題として挙げられる。

お金を稼ぐために一度クリアしたミッションをもう一度プレイすることで複数回賞金を得ることが出来るのだが、賞金と時間(レース時間)の短いミッション、いわば金稼ぎに使われるミッションの「定番」が存在するため何度もそのミッションをプレイして金を稼ぐと言うスタンスになり、退屈感が強い。プレイヤーによっては、Aクラスのレースに出たいのだけど車がないと言う状況で、この手の退屈な金稼ぎを行う必要性が出てくる。最近のゲームにしては同じ事を複数回反復すると言うのは苦痛でありこの点がゲームの評価を「悪い」と判断している人の判断要素なのであろう。だが自分としてももう少しプレイバリューが欲しいところである。

バグが多いと言うことに関しては既に各部分で実例を挙げたが、Atariのゲームはどうもプレイにかかわるバグが多くて困る

 

時間経過の概念がなく、このゲームのオアフ島は永遠に昼のままであると言うのも不満点。夜間ドライブなどをしてみたかったのだが・・・

 

それから、後半(階級が上がってきてから)のレースの難易度が高いためにキーボードとマウスではプレイしにくい、後半レースのコースが長くて冗長、レースに参加するための条件が厳しいと言った問題点や不満点もある。山道をドリフトを繰り返しながら進んでいくレースではキーボードとマウスでは辛いし、特定のメーカーのみと決まっているレースでは、決まっているメーカーの中でもっとも早い車を用意しなければならない。100%コンプリートを行うには全てのレースで1位を取ることも条件に含まれているが、他のゲームの100%コンプリートに比べると「面倒くさい」と言う作業感が強いのも難点である。

 

ちなみに、入力デバイスと後半プレイの問題は海外のほかのレビュアーなどによって既に指摘されている点であるが、確かにレーシングゲームはマウスとキーボードでプレイするゲームではないが、しかしその結果100%コンプリートその物が「不可能」になってしまうのはゲームとして問題があると言えるだろう。

このほかにもレース中に致命的なクラッシュを起こしたり、コースアウトしてしまっても復帰キーでレースにすばやく復帰出来てしまったり、ホストサーバーの安定性の問題なども指摘されている。

コース全長180キロ超の「アイランドツアー」は、時速250-300キロで走り続けても40分前後掛かる。→
この間集中力を保つのは至難の業で、もはや
修行というレベルである。

 

 

 

 

 

◎総評、まとめ

TDUはXbox360では傑作と言われているタイトルであるが、どうもPC版のほうは基本的な仕様が同じであるにもかかわらず評判が悪いようである。その理由は分からないが、PCゲーマーはもともと良作ゲームを多くプレイしているだけにコンシューマー機でしかプレイしていないゲーマーに比べて評価が厳しくなるのかも分からない。

俺の感想としては海外での定価、40ドル(おそらく実売は多少安いと思われる)であれば充分に遊べると言うことである。輸入版の価格6980円では多少割高に感じられるが、車の再現度、正確に再現されたオアフ島、質の高い車やグラフィックのディティールを考えるとぎりぎり凡作と秀作の間と言うところ。今回は秀作という評価にしようと思うが、それなりに高いスペックのPCを持っている方で「お金があってやりたいゲームが特にあるわけじゃないけど、なんか遊べるゲームないかな」と言う方にはおすすめ出来るゲームである。

リアル派なレーシングゲームプレイヤーにどの程度受けるかは分からない(実際うけはよろしくない)がその手のゲームに興味がある方にもお勧め。車のモデリング、内装やエンジン音は全レーシング系ゲームの中でも至高のできばえであろう。

 

長期的なプレイバリューがあるかは微妙なところだと思うが、暇が出来たけど他のゲームはやりたくない、だけどまったりしたい時などにプレイしたくなるゲームである。

 

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