Test Drive Unlimited

発売日 2007/04.20(英語PC版)

公式

必須動作環境

CPU P4 2.4GHz以上もしくはAthlon2800+以上
メモリ 512GB
Radeon 9800クラスかGeforce6600GTクラス以上のビデオカード
VRAM 256MB以上

開発元・eden Games
発売元・Atari


レーシングゲームを買うのはかなり久しぶりで、SFCやN64のマリオカート以来だと思うのだが、ともかく自分にとって、
(Oblivionを購入する以前の)RPGゲームと同様興味の無いジャンルである。そんな中でスクショやレビューを見ていると面白そうだ、と思って購入したのが本作なのだが、今回はこのTDUのレビューをしてみたい。

 

いまひとつ、Test Driveはシリーズ作品であり、過去の作品には皇居を車で走り回ったり明治神宮を好き勝手に蹂躙したり(←外部リンク)と言った間違った日本観による微妙なバカゲー要素が炸裂しているのもこのシリーズなのだが、その最新作が出たと言うことで結構興味があったというのも購入に踏み切った理由でもある。

 

 

◎媒体と価格

今回プレイしたのは輸入版のソフトで、購入価格は間違いなければ6980円だったはず。英語版の定価は39.95ドルで概ね4800円ぐらいである。海外ではPC,PS2,Xbox360の3媒体で、日本ではXbox360版だけが発売されており、そのほかの媒体のものは輸入版を購入するしかない。
なお、今回はPC版のレビューなのでこちらのレビューは割愛する。

海外版もUS版、UK(イギリス)版で異なっており、オアフ島全景のマップが印刷物として入っているか、もしくはPDFファイルでディスク内に入っているか、などが異なる。パッケージ内部はDVD一枚でらくらくインストール。

 

◎ゲーム概要

本作では、プレイヤーはハワイのオアフ島にやってきた1旅行者であり、野良レースや大会に参加しながら金を稼ぎ、家や車、服などを買っていくというゲームである。マップはオアフ島全域を再現してあり、プレイヤーはオアフ島内部を自由に走り回ることができる。オアフ島内部の色々なロケーションにはレースやミッションがあり、その場所に行くことで気軽に参加できるようになっている。いわばGTA3のようにフリーライドをしながら自分の参加したいときにレースに参加したりすることができる。タイムアタックなどもこのプレイモードの内部に存在するため、「フリーライドモード」「チャレンジモード」といった区別はない。

 

 

登場する車は企業とのライセンスに基づいて名前や社名ロゴに至るまで正確に再現されている。

 

画期的な要素として自分が作成したプロフィールネームをインターネットプレイ対応にした場合、フリーライド=マルチプレイとなる。プレイヤーはシングルプレイを行うだけでなく、見知らぬプレイヤーとレースをしたりツーリングをしたりすることが可能である。簡単に言えば、GTA3が常にマルチプレイ状態となっていると考えられれば良いかと思う。

また、このゲームは英語版を購入しても日本語でインストール可能である。日本語訳の精度は高いとはいえないが普通にプレイする範囲では不満のないレベルであり、英語が出来ないユーザーでも安心である。(まれに文字化けするバグがあるが、ゲームを再起動することで解消される。また後発のパッチで日本語訳は多少改善されている)

 

 

◎グラフィック

残念ながら海外ページを調べてみてもグラフィックエンジンは分からなかったが、写実的な風景描写は充分に優秀と言えるものであり、ストリーミング形式により読み込みのストレスはほとんどない。

例えば、オアフ島の南端から北端に移動しても読み込み時間はごくごくわずか(2,3秒、もちろん環境によるだろうが・・・)と言うのは優秀。

 

エフェクトの質も高く、特に光と影の描写に優れている。肝心なグラフィックエンジンそのものの「重さ」だが、見た目より軽いと言うレベル。パッチによりグラフィックのパフォーマンスはかなり改善され、(もともとそれほど悪くなかったが)よりヌルヌル動くようになった。

 

 

 

一方で、プレイヤー車がクラッシュしてもボンネットが吹き飛んだり、車がへこむと言った描写はなく、海外のプレイヤーからは不満点として挙げられている。(このことから、海外ではグラフィックの評点を低くしているレビュアーも多い)またシステム上、車が衝突によって損傷することもない。そもそも車の修理や損傷といった概念その物がゲームからオミットされているのだが、おそらくはマルチプレイの問題で省いたものと思しいが、かなり違和感があるので破損と修理ぐらいはあったほうが良かったのではと思う。

 

◎サウンド

ゲーム発売時の効果音やBGM、車のエンジン音などはまあまあといったところ。
パッチによってエンジン音は改善されており、改善後は(サウンドそのものは)かなり良い。

だが本作ではサウンド関連で多くのバグや不満点を持っている。まずそれぞれの音楽、効果音の音量が一定ではなく、画面を切り替えたときの音楽や効果音がやたらうるさかったり、バグが存在し画面を切り替えたり(オプション画面やマップ画面など)することでエンジン音が大きくなったり小さくなったりしてしまう。この問題はパッチでも改善されていない。

確かに、自分の乗る車種によって、車の構造上エンジン音が良く聞こえるものやあまり聞こえないものが存在するのは現実世界でも当たり前だが、そのギャップが大きすぎると言うのが問題である。若干なら問題ないが、スピーカーのサウンドレベルを常にいじらなければならずストレスを感じられるレベル。

意図的にゲームのサウンドのほとんどは重低音をブーストして再生されているが、これもオプションで選択形式にして欲しかったところ。サウンド全体を評価するなれば10点中6点というところかな?

 

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